2012年2月5日日曜日

坂東三十三観音 第21番 日輪寺

本堂(日輪寺)
坂東三十三観音第21番札所である日輪寺。坂東三十三観音札所の中でも一番の難所で有名なお寺です。茨城県、栃木県、福島県の3県にまたがる八溝山の山腹にあり1月2月は降雪のため閉山となってしまいます。

県道248号線入口(日輪寺)
地図を見ると日輪寺へは県道248号線で向かうのが良さそうです。カーナビでも県道248号線を通るルートを案内されますが、一部区間が工事中であり通行できません。県道28号線から3.5km先で通行止めのようですが、県道28号線との分岐地点で通行できませんでした。

林道入口(日輪寺)
県道248号線が通行止めのため、県道28号線を北上し八溝線林道に向かいます。林道の入口には八溝嶺神社の大きな鳥居がありこちらのほうが八溝山の登山道入口らしさを感じられます。林道ということで全線舗装されていますが道幅は細くきついカーブも多いので通行時は注意して下さい。

県道248号線山頂側通行止(日輪寺)
県道248号線の山頂側は日輪寺入口まで通行可能でした。ここから1.7km先通行止めとのことですが、柵が作られておりここから先は通れません。ちなみに当初の計画ではとっくに開通しているはずだったのですが、公共事業の経費削減により工事が中止してしまい、現在も再開時期は未定とのこと。

旧本堂(日輪寺)
日輪寺は明治13年の山火事で堂塔を焼失してしまい大正4年に再建されました。現在の本堂は昭和48年に建設されたものですが、その横に大正4年に再建された旧本堂がありました。納経を現本堂内で終え駐車場に戻ります。日輪寺の駐車場の隅には異様な雰囲気を醸し出している看板があり気になっていたのですが、参拝を終え駐車場に戻ると看板の主と思われる方が駐車場で熱心に客引き?をしています。看板に書いてある意味不明な日本語を見て当然のように誰も近寄らないのですが、どんな方なのか気になるので話を伺ってみることにしました。

駐車場の看板(日輪寺)
看板の主の話では、自分は世の中のしくみを全て分かっており、それを世間の人に話すため日輪寺の駐車場横の小屋にやってくるのだそうです。普段は市内の自宅にいるようで日輪寺とは関係はないとのこと。日輪寺の駐車場に来る人をターゲットにしているようですが、日輪寺からはなにも言われないのでしょうか?看板の主は熱心な民主党支持者であり、私が訪れた時はちょうど衆院選挙前の時期であったため民主党政権になればどれだけ良い世の中になるのかを延々と話し始めます。おそらく看板に貼ってあった民主党議員の関係者なのでしょう。看板の文字を見ると日本語が不自由な方に思われますが会話の日本語はいたって普通です。ただし、話は極端な自民党批判と盲目的な民主党支持な内容。これでは民主党のイメージが悪くなってしまうのではと心配してしまいましたが大丈夫なのでしょうか。政権交代後も民主党が公約としていたことはほとんど実現されておらず、これからも実現見込みは低いようですが、今は看板がどのような内容になって看板の主が何を話しているのか気になるところです。

過去の参拝履歴
第1番〜第4番札所(杉本寺、岩殿寺、安養院、長谷寺)
第5番勝福寺
第6番長谷寺
第7番光明寺
第8番星谷寺
第9番慈光寺
第10番正法寺
第11番安楽寺
第12番慈恩寺
第13番浅草寺
第14番弘明寺
第15番長谷寺
第16番水沢寺
第17番満願寺
第18番中禅寺
第19番大谷寺
第20番西明寺

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