2012年1月8日日曜日

坂東三十三観音 第12番 慈恩寺

本堂(慈恩寺)
坂東三十三観音めぐり第12番札所は天台宗の慈恩寺。地名にもなっているほどの有名なお寺で境内に入ると見応えのある立派な本堂が正面にあります。納経所は本堂手前右側。

阿弥陀如来坐像(慈恩寺)
本堂手前右側にある阿弥陀如来坐像は後ろに植木が生えており前面が狭いのでお参りしにくい場所にあります。 八百屋お七の大火で亡くなられた方々のために造られたもので金銅製でありますが、光背は錆気味でした。

玄奘塔(慈恩寺)
慈恩寺での参拝は慈恩寺の境内と別に300m程離れた場所にもうひとつの目玉スポットである玄奘塔があります。納経所で案内図をもらえるので迷わずにたどり着けます。歩いても行ける距離ですが、途中に見どころもないので車での移動をおすすめします。

十三重の塔(慈恩寺)
昭和25年に建立された十三重の塔には玄奘三蔵の霊骨が納められています。 昭和17年に南京で発見された玄奘三蔵の霊骨は日本に分骨されることとなり、当初は東京、芝の増上寺に安置されていましたが、第二次世界大戦末期に空襲を逃れ慈恩寺に仮奉安されました。終戦後は、慈恩寺が玄奘三蔵と因縁があるとこのとから、この地に霊骨塔が建立されることとなりました。

玄奘三蔵(慈恩寺)
玄奘三蔵は中国のお坊さんで、インドまで経典を求め帰国後は大般若経等1300巻の経典を訳した偉大な方。西遊記に出てくる三蔵法師としてよく知られています。 慈恩寺と玄奘塔の参拝が終わり、次の場所へ移動しようとしたときに、同行者のカメラが壊れてしまいました。カメラを三脚に取り付けたつもりのまま移動し三脚からカメラを落としてしまったそうです・・・。ボディにはヒビが入り、マウントは浮いてしまっています・・・。電源を入れるとオートフォーカスと絞りが動作しません・・・。 写真の入門書には三脚にカメラをつけたままの移動は止した方が良いと書かれています。玄奘三蔵の霊骨の前で何事も基本は大切だと実感させて頂きました。

過去の参拝履歴
第1番〜第4番札所(杉本寺、岩殿寺、安養院、長谷寺)
第5番勝福寺
第6番長谷寺
第7番光明寺
第8番星谷寺
第9番慈光寺
第10番正法寺
第11番安楽寺

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