2012年1月8日日曜日

【閉館】ペンタックスカメラ博物館

ペンタックスカメラ博物館
栃木県のペンタックス益子事業所内にある「ペンタックスカメラ博物館」。開館日は平日のみであったため中々行く機会がありませんでしたが、2009年7月31日をもって閉館となるためその前に訪れることにしました。

入口(ペンタックスカメラ博物館)
ペンタックス益子事業所の看板の下にペンタックスカメラ博物館の表示があります。会社名はHOYA株式会社になっています。ここからは中に入りますが一方通行のため車は看板の左を進み中に入ります。

守衛所(ペンタックスカメラ博物館)
事業所内を案内通りに進み守衛所で受付をします。ペンタックスカメラ博物館に行くことを伝え、駐車場の位置と駐車場からペンタックスカメラ博物館 への行き方を教えてもらいます。

受付(ペンタックスカメラ博物館)
駐車場からペンタックスカメラ博物館までは、守衛さんに教えて頂いた通りですが、いたる所に案内の看板があるので迷うことはありませんでした。看板が多くあるのはペンタックスカメラ博物館へ見学に来た一般の方が迷って工場内に入らないようにとの配慮なのでしょう。
ペンタックスカメラ博物館に到着し受付で名前と住所を記入すると見学開始。館内の撮影もOKとのことですので最後の機会に館内の写真を撮ってきました。

大型カメラの展示(ペンタックスカメラ博物館)
館内左手から順路通りに進みます。カメラの歴史を辿るように古いカメラから順に展示されています。ペンタックスのカメラだけでなく他メーカのカメラも展示されていました。

アサヒフレックスI(ペンタックスカメラ博物館)
国産初の35mm判一眼レフ。

古いフィルム箱(ペンタックスカメラ博物館)
古いフィルムの外箱がたくさん展示されていました。

水中ハウジング(ペンタックスカメラ博物館)
プロ用で限定販売されたものですが67用の水中ハウジングなんてあったのですね。

超望遠レンズ(ペンタックスカメラ博物館)
望遠レンズコーナーですが、一番目立っていたのが、最下段に展示されていた、タクマーの1000mm望遠レンズ。
現在、ペンタックスレンズのラインナップには1000mmの望遠レンズはありませんが、昔はこんなレンズも発売していたのですね。

LX Gold(ペンタックスカメラ博物館)
ゴールドカメラコーナーには
・カメラ(3台)
・レンズ(1本)
が展示されていました。もし自分が持っていても、もったいなくて使う気持ちになれませんね。

コンパクトデジカメの展示(ペンタックスカメラ博物館)
館内はカメラの歴史を辿る順序で展示されていますが、最後はペンタックスのデジタルカメラコーナーです。ペンタックスカメラ博物館の最後の展示はオプティオE70でした。ちなみにX70はなぜか一眼レフのケースに展示されていました。
7月31日で閉館となってしまった「ペンタックスカメラ博物館」ですが、入館料は無料であるにもかかわらず入館者の数は少なかったようで閉館となってしまったのも仕方がなかったのかもしれません。
閉館が決定してからは私達のような駆け込み入館者が増えたようですが、記入された入館記録を見ると20〜30人/日程度。場所が遠いのと開館日が平日のみということが入館者数の数が少なかった要因と思われます。
無料でカメラの歴史を辿れるありがたい博物館で閉館は大変悔やまれます。貴重な展示物も多いので閉館後の行方が気になりますが、公式なお知らせによると今後は広く公開していただける団体へ引き継ぐ様、検討中とのことです。ひょっとすると別の場所で再会できる日があるかもしれません。

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