2012年1月7日土曜日
クラン坂
JR外房線の土気〜大綱区間にある旧線跡を訪れた時に通ったクラン坂。薄暗く寂しい場所でありますが、この辺りは土気城の跡であるため千葉の城好きには有名な場所であります。
千葉には切り通しが多くありますが、クラン坂は他の切り通しと比較すると、強い圧迫感があるように思われます。切り通しの中央を走る舗装路の細さと切り通しの高さからそのように感じるのかもしれません。
道は昼でも暗く、晴れた時でも陽があたるのは道の両側からの木漏れ日だけ・・・
狭い道の両脇から迫ってくる切り通しはかなりの高さがあり、敵の侵入を防ぐためか道は曲がりくねっています。
切り通しの途中にはいくつか横穴が開いていますが、ほとんどが埋まってしまい中を覗くことができませんでした。以前は倉庫用の横穴として使われていたものでしょうか?
道は舗装されており自動車の通行も可能ですが、道幅が狭いのでこのクラン坂区間での離合は無理でしょう。ただ、道には落ち葉がつもっており車の通行はほとんどなさそうです。
私達は、クラン坂の下から上ってきたのですが、人工のコンクリート壁が見えてきたらクラン坂もあともう少し。
クラン坂の上は土気城跡。二の丸跡には日本航空の研修所が建っていますが、現在は閉鎖中のようで立ち入り禁止となっていました。
日本航空研修所から土気方向(クラン坂と逆方向)にはまともな車道が通っていますので、車で来る時は土気方面から来るのが良さそうです。
なお、クラン坂の下側には手作り感のある鳥居がたくさんあり、この場所をよりいっそう魅力的な雰囲気にしています。鳥居のある場所は神聖な場所ですので、ゴミなど捨てないようにしたいものです。
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