
昭和26年、約二千年前のものとされる蓮の種が千葉県の検見川東京大学グランドで発見され、大賀博士により発芽開花に成功。その後各地に移植され毎年6月から7月にかけて薄紅色の花を見ることが出来るようになりました。
千葉公園には早い時期に移植され、現在では検見川東京大学グランドより千葉公園の大賀蓮のほうが有名なようです。

公園内の綿打池の片隅に大賀蓮が花を咲かせています。私が訪れた時期は少し遅かったようで花の数は少なめでした。6月中旬から下旬くらいが一番見頃であったようです。

蓮の花の見頃は午前中とのことでしたので、早い時間に見に行ったのですが、蓮田に入れるのは9:00〜17:00であったため、早く行っても蓮の花には近寄れませんでした。 中には我慢できなくて開園時間前に蓮田に入ってしまい警報を鳴らしてしまう困った人もいました・・・。

9:00になると市の職員?と思われる方により蓮田が開放され、さらに蓮の花に近づけるようになりました。大賀蓮の花は咲いたところも綺麗ですが、つぼみもかわいらしい花です。 蓮田では大賀蓮目当てで、絵を描いている方やカメラを持った方がたくさんいらっしゃいました。
・舞妃蓮(みなと公園)

千葉公園から場所を変えて、京葉線千葉みなと駅前にある「みなと公園」にやってきました。こちらでは大賀蓮の改良品種である「舞妃蓮」が大きな花を咲かせていました。

千葉公園よりは少ないですが、やはり蓮の花を写している方がいらっしゃいました。千葉公園と違い花の近くまで寄れないので、望遠レンズで狙っています。

「舞妃蓮」という名は昭和43年に皇太子殿下(現在の天皇陛下)が命名されたもので、大賀蓮よりもうすい花の色が人気のようです。 みなと公園には「舞妃蓮」の他に睡蓮も多く咲いていましたが、千葉公園より人が少ないのでゆっくり観賞することができました。
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