2011年12月12日月曜日
ワットパクナム日本別院
大栄町にあるワットパクナム日本別院に行ってきました。(2008/6/1訪問) ワットというのが寺でパクナムはタイの地名、ここではタイから来た7人の僧侶が修行をされています。
畑と森だらけの中に突然現れる原色の派手な建物は、ウボソ(布薩堂)という建物で中には金色の派手な釈迦如来像が奉られています。 ちなみに日本では大乗仏教系のたくさんの宗派がありますが、東南アジアで主流である小乗仏教は宗派が分かれておらず、仏教といえばひとつなのだそうです。
派手なウボソではなくてこちらが本堂、一見、小学校の体育館風の建物ですが、中に入るとやはり体育館風・・・。 建物の中にも釈迦如来があり信者の方は中で参拝されていました。お参りに来ていた信者の方に聞いたところ、ここはもともとJALの寮として使われていたそうで、隣の一般信者宿泊棟(5階建て)が寮の建物だったようで、入口を入ると食堂もありました。 このお寺にはタイの方だけでなく東南アジアの仏教信者がお参りにきていて、主に成田空港に勤務されている方が多いとのこと。 7月にあるお祭りの時は信者の方が日本全国から参加されるそうで、車で来ても敷地内に駐車しきれないほどの賑わいになるそうです。
敷地内はたくさんの花が咲いており、とても華やかなのですが、本堂脇にビニールハウスがあり菩提樹が栽培されていました。ただし、日本の気候には適さないようで育てるのは大変とのことでした。 日本の農村風景に突然現れる異国建築。かつて日本の社員寮であった建物で修行する異国の僧侶と参拝する信者の方々。 意識して作られたわけでない日本とタイの融合を感じられる場所は、少し分かりづらいところにありました。
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